Skip to main content

オンライン学習プラットフォームをご覧ください。

Filters

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

2240 Thumb_CBCT.png

コーンビームCT(CBCT)

コーンビームCT(CBCT)は、X線CTを利用した医療用撮像法の1種ですが、X線が円錐状に拡がります。

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG_2_2220_Thumb_Intraoral_radiographs.png

口内法X線撮影

歯科領域では、口腔内X線撮影は依然として最も重要な撮影方法の1つです。口内法は、歯の構造や歯と顎骨の疾患を高い空間分解能で撮影します。口内法X線撮影は、注意深いキャリブレーションと検出器の入念なポジショニングにより、インプラント治療の計画作成に不可欠の診断情報を提供します。近遠心(水平)方向および頂部-根尖(垂直)方向の測定値に加え、骨の構造や密度に関しても有益な情報が得られます。

 

口内法の全顎撮影は、初診またはフォローアップで行われることが多く、14~21枚のX線写真を撮影します。また、根尖部の口内法X線写真は、以後のX線写真との比較により...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

2250_spiral_CT_Thumb.jpg

コンピュータ断層撮影(CT)

従来の顎顔面領域の2次元撮像法では、解剖学的構造の重なりによって関心部位の視覚化が困難になるという欠点があります。コンピュータ体軸断層撮影(CAT)とも呼ばれるコンピュータ断層撮影(CT)は、多数のX線画像を組み合わせて内臓および身体構造の3次元(3D)画像を構築するX線撮影法であり、断層画像を作成することができます。CTは1970年代初期に導入されて以来、技術、性能および臨床適用において、さまざまな改善が重ねられてきました。マルチスライスCT(MSCT)とも呼ばれる多列検出器CT(MDCT)の導入は、撮像法の発達と進化において重要な一歩となりました...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2220_Thumb-panoramic.png

パノラマX線撮影

歯科領域ではパノラマX線撮影は未だに人気が高く、幅広い診断に用いられており、顎骨の基本的な解剖学的特徴と異常所見を簡便に評価することができます。パノラマX線撮影は容易であり、下顎骨、上顎骨、歯、顎関節および上顎洞の下半分を1枚の画像に描出しますが、領域によって厚さの異なる顎骨の複雑な3次元断面を2次元像として視覚化するにすぎません。

 

パノラマX線写真は固有の誤差が多く、とりわけ患者のポジショニング、拡大率のばらつき、小臼歯部の像の重なり、切歯部への頚椎の重なり、硬組織と軟組織のアーチファクト等が認められます。

[[{"fid":"15550","view...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2210_Thumb_imaging_tools.png

画像診断の概要

緒言

単独歯欠損を修復するための治療計画作成においては、画像診断は重要な要素です。

 

徹底した診査を行わないうちにX線撮影を行ってはなりません。適切な撮像法を選択するためには、費用と放射線被曝量を考慮する必要があります。単独歯欠損の修復に可撤式義歯を計画している場合は、臨床症状や徴候がない限り、無歯顎領域のX線撮影を行う必要はありません。固定式義歯を計画している場合は、根尖部や歯牙および歯周構造を評価するため、支台歯の口内法X線撮影を行います。従来のX線撮影法による写真を評価し、不十分と判定された場合に限り、補助的に断層撮影を行います。スパイラルCTは...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2320_thumb_Diagnostic-casts-and-waxup.png

診断用模型およびワックスアップ

診断用模型およびワックスアップ

インプラント支持補綴物または固定式義歯のいずれも、利用可能なスペースと咬合を診断することが重要です。診断用模型および診断用ワックスアップは、治療の予知性を高めます。

 

診断用ワックスアップは、単独歯インプラントの診断および治療に使用できるツールの1つで、ワックスまたはワックスにセットした人工歯を使用します。ワックスアップは、ある特定の治療法が適切であるかどうかを示唆する重要な診断情報を提供してくれます。また、適切な補綴方法を選択する手がかりとなり、矯正治療や補綴前手術が必要かどうかを判断することもできます...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2330_thumb_Templates-for-imaging-and-surgery.png

X線撮影用および手術用テンプレート

X線用および外科用テンプレートは、診断および治療計画作成を支援し、インプラントの適切な埋入位置を決定することができます。X線用または外科用テンプレートは、概ね、診断用模型およびワックスアップに基づいて作製されます。

X線用テンプレート

X線用テンプレートは、診断過程で行われるX線撮影に使用されます。診断用ワックスアップを複製し、インプラント支持補綴物を装着する部位を含む残存歯列の咬合面上にアクリルレジンでマトリックスを作製します。テンプレートは患者の口腔内に安定して装着できなくてはなりません...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2310_thumb_Prosthodontic-diagnostic-tools,-overview.png

補綴診断用ツールの概要

概要

単独歯のインプラント支持補綴が関与するのは歯列のごくわずかな部分ですが、利用可能なスペースと咬合を診断することは、きわめて重要です。単独歯補綴と咬合に利用できる3次元的スペースを測定するため、専用ツールを利用することもできます。

 

方法は以下のとおりです。

  • 対合歯と目視で比較することにより、適切な修復スペースを確認します。対合歯が正常な幅を有する場合は、これを指標として欠損歯修復のための十分なスペースを決定することができます。
  • 暫間補綴物のサイズを目視で検査し、暫間補綴物が抜歯空隙を違和感なく満たしているかどうかを確認します。
  • 口腔内光学スキャナーを用いて歯列弓...
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2180_Thumb_TMD.png

顎関節症(TMD)

顎関節症(TMD

いずれの口腔検査でも、顎関節(TMJ)機能の評価は不可欠です。

 

また、顎運動時の筋制御が良好で、痛みを生じることなく協調するのが理想的です。臨床的に誘導または要求される運動を行うことが困難な場合は、治療が必要です。

 

TMDは、顎関節領域に影響を及ぼす筋骨格系の異常または疼痛の総称であり、筋筋膜性疼痛のような筋疾患、関節円盤転位のような関節複合体の障害、あるいは関節性疾患等が含まれます。TMDの症状には次のようなものがあります。

  • 咀嚼筋およびTMJの疼痛または圧痛
  • 顆頭運動時の関節音
  • 下顎の運動制限

TMDの成因に関しては議論の余地があり...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2160_thumb_Periodontitis.png

歯周炎

歯周病の特徴

歯周炎は、最も罹患率の高い口腔疾患の1つです。いずれの地域住民でも5~20%が重度の歯周炎に罹患し、成人の大半が軽度ないし中等度の歯周炎に罹患しています。原因因子には局所性と全身性の両方がありますが、歯肉炎や歯周炎のように、通常はプラーク性の炎症が発症因子となります。歯周炎は歯肉炎によって起こると考えられていますが、歯肉炎の罹患部位がすべて歯周炎に進行するとは限りません。通常、歯周炎の最初の徴候が現れるのは、第1大臼歯および切歯です。歯周炎のある患者は、心血管疾患および糖尿病といった種々の全身性疾患の発症リスクも高くなります。

検討事項

単独歯欠損を...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2150_Thumb_Occlusion.png

咬合および機能

咬合

咬合は、歯の咀嚼面の対合関係と、顎関節および関連口腔顔面筋によって支配される下顎の運動によって表されます。

 

有歯顎患者では、ほとんどの機能的接触が中心位(CR)のわずかに前方の中心咬合位(CO)と呼ばれる下顎位で起こります。この下顎位は、さまざまな採得方法および材料のなかから、いずれかを用いて記録します。咬合リハビリテーションを計画する際は、患者の垂直的および水平的顎間関係を記録する必要があります。理想的な咬合様式は、COでは臼歯が同時かつ均等に接触し、側方運動時には犬歯が臼歯を離開させ、前方運動時には前歯が臼歯を離開させるミューチュアリー...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2120_thumb_ mouth_opening.png

開口量

開口量

ほとんどの患者は、通常の外科的・補綴治療を容易に行えるだけの開口量があります。しかし、口の小さい患者や、強皮症、びまん性全身性硬化症、口腔顔面の外傷または腫瘍の外科的切除、あるいは顎関節症(TMD)のある患者では、開口制限や小口症が認められることがあります

 

開口制限があると、インプラントを含む外科的補綴治療を行うためのアクセスが制限されます。このため、臼歯部をインプラントで治療する場合は、開口制限の有無は重要な診断要因となります。前歯部に関しては、アクセス制限は通常治療の妨げにはなりません。

 

最低限の開口量を確保することができない場合は...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2170_thumb_Bone-Volume-and-Interdental-Space.png

骨量と隣在歯間スペース

骨量/隣在歯間スペース

単独歯欠損部の残存骨量は、主として歯の欠損原因を反映します。欠損が先天性欠如歯による場合は、歯槽頂の主に頬舌的寸法の発達が不十分であることが示唆されますが、保存不能歯の抜去による場合は、全方向の骨寸法に減少がみられます。上顎側切歯部および下顎中切歯部または側切歯部の残存骨量は、近遠心方向5~6mm、頬舌方向<4mmであるのが一般的です。

 

[[{"fid":"12562","view_mode":"default","fields":{"format":"default","filename_field[en][0][value]"...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_1440_Thumb_muco_gingival_junction.png

軟組織の状態

歯肉

歯肉は骨膜と固く結合しています。歯肉は全体的に角化しており、表面にスティップリングが認められます。歯肉の色は、人種やメラニン色素の沈着量によってピンク色から黒色までさまざまです。一方、歯槽粘膜は非角化性で光沢があり、赤みを帯び、血管が透過して見えるため、歯肉と区別することができます。

 

[[{"fid":"12289","view_mode":"default","fields":{"format":"default","filename_field[en][0][value]":"TG2 2150 Fig 1.jpg","field_file_image...

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Single tooth

TG2_2130_thumb_Condition of Natural Teeth.png

天然歯の状態

歯の状態

健康な口腔状態は、インプラント治療を成功させるための前提条件です。残存歯の予後のためには、齲食、補綴物の質および歯内治療の質を徹底的に評価することが重要です。

 

残存歯が健康ではなく、補綴物の状態も容認できない場合は、先に補綴治療を行います。残存歯に歯周炎や根尖部病変があってはなりません。歯周炎はインプラントのオッセオインテグレーションに悪影響を及ぼすだけではなく、残存歯の温存も脅かされる可能性があるため、非常に重要な要因です。

 

一般的には、残存歯の予後を予測するため、最初にすべての補綴、歯内および歯周治療を完了させる必要があります...