初回検査では、必ず医科および歯科の病歴聴取を行います。とりわけ創傷治癒やオッセオインテグレーションを妨げ、歯科治療の障害となるような全身状態または投薬が認められる場合は、患者様の担当内科医と協力して対応する必要があります。
病歴聴取を終えたら、次に詳細な口腔検査を行います。最初に口腔外の検査を行います。顎関節を注意深く検査し、可動域制限がなく、関節音、クリッキングまたはポッピング、開口時の偏位等がないことを確認します。次に口腔内の軟組織を検査します。口腔粘膜が無傷で、異常所見がないことを確認します。
患者の年齢は歯列(乳歯、混合、若齢成人、高齢成人...