Skip to main content

オンライン学習プラットフォームをご覧ください。

Filters

icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

2375-need-for-grafting.png

移植の必要性

移植の適応-解剖学的見地

解剖学的視点から考えた場合、移植の主な適応は以下の3つです。

 

  • 垂直方向の骨不足
  • 水平方向の骨不足
  • 局所的な骨不足

[[{"fid":"6443","view_mode":"half_width","fields":{"format":"half_width","filename_field[en][0][value]":"2375-need-for-grafting.png","field_file_image_alt_text[und][0][value]":"","field_file_image_title_text[und][0]...

Radiology
Bone grafting and regeneration
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

2372.png

硬組織の治療-上顎

骨の高さおよび幅の評価

臨床検査で十分な骨量が示される場合を除き、3D画像診断が最良の選択肢となります。骨質は、CTスキャン画像があれば密度測定から導かれ、あるいは2D画像の骨梁パターンからおおよそ得られます。パノラマX線像により、洞の形態がわかります。結節は、骨質が不良であることが多いものの、インプラント埋入の部位となることがあります。

垂直的および水平的に骨量不足の場合の治療選択肢

利用可能な骨量がインプラント埋入に十分でない場合、(自家)オンレーグラフトが信頼できる結果をもたらすと実証されています。それらはインプラントによって固定することができます...

Radiology
Bone grafting and regeneration
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

2370.png

硬組織の管理-下顎

骨の高さ評価

文献により、下顎では長さ≧6mmの短いインプラントで補綴物を支持できることが示されています。抜歯後、下顎は様々な度合いの萎縮を示します(図1、2)。硬組織の治療に関しては、下顎のいずれの部位が影響を受けているか判断する必要があります。多くの場合、下顎のオトガイ間領域(interforaminal region)はインプラント埋入に適切な骨の高さがあります(図3)。しかし、下顎臼歯部が下顎神経の上で骨の高さが6mm以下の場合は、インプラント埋入前に骨増生が必要となります。

[[{"fid":"6277","view_mode":"half_width...

Radiology
Bone grafting and regeneration
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

2360-Thumb_soft-tissue-management.png

軟組織の管理

インプラント周囲軟組織の管理の目的

下顎無歯顎においてインプラント周囲軟組織の治療を行う目的は、付着歯肉の再建、またはインプラントと軟組織の接触面で軟組織を固定することです。口腔前庭形成術は、前庭を深くすることです。

Image removed.

下顎無歯顎における軟組織管理の術式および移植術

粘膜貫通インプラントの周囲に十分な角化粘膜の帯を生成するため、軟組織の不足およびその不足に応じて様々な術式および組織が使用されます。伝統的に、遊離歯肉移植が軟組織増生に利用されています。口蓋および臼歯後隆起からの遊離歯肉移植は...

Soft tissue management
Peri-implant therapy
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

1245-skeletal-consequences.png

無歯顎の骨への影響

上顎歯槽堤吸収/縮小

上顎の骨吸収は、特に前部で残遺歯槽堤/歯槽の吸収を引き起こしますが、これは唇側に広がります。この吸収の結果、上顎の歯槽頂部が徐々に内側または口蓋へ移動します。その結果、上顎の唇支持が低下し、顔面形態に変化が起こります。特に、可撤式または固定式義歯で十分に補わない場合、「くぼんだ顔(“sunken face”)」になります。また、これにより、義歯が歯槽堤頂部唇側に位置することになるため、義歯の咬合関係悪化をも招く可能性があります。

Image removed.

下顎歯槽堤の吸収/縮小

下顎の骨吸収は、上顎の場合とは異なる歯槽堤吸収過程を生じます...

Patient assessment
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

Thumb_Alveolar_atrophy.png

歯槽骨吸収および不足

歯槽堤の吸収/縮小

抜歯後、残存歯槽堤の頬舌側および垂直的に骨量が減少します。それに続く吸収は進行性であるため、顎の基底骨(basal jaw)に影響が及ぶこともあります。下顎では、下顎神経が歯槽頂部に位置するようになる場合があり、その場合、義歯装着者は痛みを感じます。

歯槽堤高さの減少は、上顎無歯顎よりも下顎無歯顎においてはるかに多く見られます。長期間の義歯装着、性別、BMIが歯槽堤吸収の増加と関連がある一方、年齢は関連がないようです。骨粗しょう症の歯槽堤吸収への有意な影響はまだ示されていませんが、専門機関の最近の研究では...

Radiology
Systemic factors
Patient assessment
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

1160-mucosal.png

歯肉歯槽粘膜移行部

歯肉

歯肉は下層の骨膜と強固に結合されており、全体的に角質化し、表面は点状です。歯肉の色は、民族および/またはメラニン沈着によって、ピンクから茶色、あるいは黒まであります。角質化しておらず、輝く赤色で、血管の供給が見える歯槽粘膜とは区別されます。

Image removed.

歯肉の幅およびバイオタイプ

無歯顎の場合、歯肉の幅は顎骨の吸収程度に連動し減少します。

上下両顎において、歯肉の幅は、犬歯/第一小臼歯の領域で唇側に狭くなります。舌側では、歯肉の幅は下顎で背面方向に向かって増加し、他方、上顎は完全に角化組織に覆われています。多くの人は、歯のない角化組織を歯肉ではなく、咀嚼粘膜と呼んでいます...

Soft tissue management
Patient assessment
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

1115_mouth_opening.png

開口量

開口量と治療介入のための手段

大半の患者の開口量は、通常の補綴・外科的治療介入を容易に行うことができます。わずかな開口量または小口症は、硬皮症、びまん性全身性硬化症、口腔顔面の外傷のある患者、または腫瘍性疾患、顎関節症(TMD)の外科的切除を行った患者において見られます。外科的切除を行った場合の瘢痕、組織拘縮、付随する基本的な骨支持および組織浮腫の欠如により、開口量が制限され、外科・歯科治療が困難になります。

インプラントに基づくリハビリテーションの選択を阻むような開口量の下限を提示することはできません。唇のインプラント軸の方向は...

Temporomandibular Joint
Systemic factors
Patient assessment
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

Diabetes.png

糖尿病

糖尿病のタイプと症状

糖尿病は代謝性疾患ですが、高血糖症と呼ばれる血糖値が高すぎる状態で、空腹感の増長、体重減少、頻尿、衰弱、疲労、過度の渇き等の症状が見られます。高血糖の原因は、膵臓細胞からのインスリン分泌が低下し細胞による血流からのブドウ糖摂取が低下する場合と、細胞のインスリン感受性の低下による場合が考えられます。前者は1型糖尿病、後者は2型糖尿病に分類されます。成人に最も多く見られるのは2型糖尿病で、ほとんどが肥満と関係しています。

インプラント治療のリスク

高血糖症が長期化すると、マクロファージおよび単球を妨害する終末糖化産物(AGE)を生じます。また...

Systemic factors
Patient assessment
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

smoking.png

喫煙

喫煙およびニコチンが治療に与える影響

喫煙およびニコチン消費は、血管に対する収縮作用があり、それにより、血液供給を減少させます。また、歯周炎、ドライソケット、インプラント手術後の創傷治癒を含む創傷治癒合併症全般に対する感受性を高めます。

喫煙者は、歯周炎、インプラント周囲粘膜炎、抜歯およびあらゆる外科治療後の術後合併症の発生率が2~4倍高くなります。喫煙者はまた、骨粗しょう症の発生率も高いのですが、これは両方の病気を単独に生じやすくする社会・経済的要因による可能性も考えられます。

喫煙患者は、喫煙の創傷治癒に対する弊害...

Peri-implantitis
Systemic factors
Patient assessment
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

Age.png

年齢

形成不全および年少者の無歯症

小児および青年における、乳歯および/または永久歯の(ほぼ)完全な形成不全の結果として生じる無歯症は極めて稀です。それは、外胚葉異形成症など全身性の基礎疾患の一部であるのが一般的です。無汗性外胚葉異形成症といった亜型も存在し、しばしば精神遅滞との関連が見られます。小児の下顎無歯顎の外観および形状は、乳歯の存在に左右されます。

乳歯は発育しているものの永久歯の歯胚が欠損している患者では、高く、しかし非常に細い歯槽突起が見られます。乳歯が抜けた後、歯槽突起は咬合方向を向いた形状を示します(図1)。

しかし、乳歯の同時形成不全...

Fixed prosthetics
Removable prosthetics
Local factors
icon-treatment_guides_article

Treatment guides

Edentulous

Anatomical-Location.png

解剖学的部位

Image removed.¨

一般的注意事項

歯科インプラントの埋入は、下顎骨および上顎骨に行うのが一般的ですが、頬骨、翼状骨または鋤骨等、その他の骨構造に行う場合もあります。

関連する解剖構造を特定するためには、適切な画像診断を用いて解剖構造の診断評価を行うことが極めて重要です。CT撮影により、骨密度および皮質化の程度に関する情報を得ることができます。臨床医は、様々な解剖学的領域の代表的な骨質を考慮する必要があります。

Image removed.

上顎および中顔面

一般に、上顎骨および上顎結節は軟/海綿様構造となっています。ここでは、柔らかい骨質向きのインプラントおよびドリル手順(骨切削術をあまり用いない等...

Radiology
Implants in compromised sites
Patient assessment
icon-patient_case

Patient cases

軟組織のマネージメント:単独歯修復

歯内治療専門医からベニアによる歯冠修復の依頼(#21)をされた患者であった。歯根吸収の兆候があり、長期的な保存は不可能と考えられたため、当初はコンポジットレジンによるベニア修復のみで治療を行った。 3ヶ月後、わずかな歯肉退縮が見られた。更なる歯根吸収による審美性の悪化を防ぐために、抜歯せざるを得なかった。 治療方法として、周囲の粘膜歯肉移植術を併用した即時埋入によるインプラント治療が選択された。しかし、最初の手術の際に、良好な結果が期待できるだけの軟組織の供給ができなかったため、2回目の手術が行われた。 最終補綴物として...
Immediate implant placement
Anterior implants
Minimally invasive procedures