Ann Wennerberg: On macro-, micro- and nanoscopic aspects of osseointegration (Japanese)
Video highlights
- インプラント表面性状改良の変遷の検証
- ナノレベルの表面性状は中等度のラフサーフェス・インプラントに比べ、パフォーマンスが良好とはいえない
- 様々なタイプのインプラント表面形状についてのディスカッション
- 中等度のラフサーフェス・インプラントは辺縁骨吸収量の増加を示さない
- ニューヨーク シンポジウム2013 にて発表
インプラントのデザインと表面構造は経時的に改良されてきており、今日では様々なタイプが存在しています。Dr. Wennerbergは、オリジナルデザインとされるブローネマルクシステム機械加工表面をもつチタン製インプラントからナノ構造表面までの変革を追うと共に、今日までに認知、証明されている各表面性状のメリットおよびデメリットについて議論します。任意に選択した患者グループでは、機械加工表面および中等度のラフサーフェス(平均的な高低差は1.5 – 2ミクロン)において、インプラント成功率に顕著な差は見られませんでした。しかしながら、タイユナイトなど新しいタイプの表面性状は、状態のあまり良くない骨質や即時負荷プロトコル、臼歯部や上顎への埋入、ショート・インプラントなど、困難とされる症例において優位性を示しています。一方、デメリットとしてはプラークの堆積やインプラント周囲組織における炎症反応に対して高いリスクをもつ可能性があります。Dr. Wennerbergはラフサーフェスと比較し、中等度のラフサーフェスは辺縁骨吸収量の増加が見られない点や、より新しいナノ構造表面が中等度のラフサーフェスと同様に良好なパフォーマンスを示す一方で、優位性は示していない点などについても説明します。結論として、最適なインプラントのデザインと表面形状の模索は今後も続くであろうと述べています。
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